2008年09月09日

「地図」は「土地」ではない。(1)

こんにちは!NLP Fieldの酒井です。
今日もこちらにお越し頂いてありがとうございます。

前回は、【NLPの基本前提】とはどういうものか、
と言うことで、大きなフレームについて話をしました。


■もう一度、別の視点から復習しますと・・・


前提とは、ウィキペデアによると
「前提(ぜんてい)とは、ある物事が成り立つためにあらかじめ満たされていなければならない条件」と書かれています。

つまり、前提に対しては、疑うということをすると
その後のことが、全部見当違いになってしまうことになります。


ですから、この【基本前提】を真実かどうかは別として、NLPは、これらの【基本前提】から創られています。
そのため、NLPの理論やスキルを学び、実践するためには、これからご紹介するいくつかの【基本前提】を理解しておいた方が、効果が高くなるのです。


また、アメリカでNLPの創始者であるリチャードバンドラーとジョングリンダーと共にNLPの発展に寄与した「ロバートディルツ」氏が来日したとき、次のようなことを言っていました。


「最近は、NLPも様々な周辺分野と融合されてきて、何がNLPで、何がNLPでないかを判定することが難しくなりました。ただ、言えることは、【NLPの基本前提】が当てはまれば、NLPと言えますし、【NLPの基本前提】が当てはまらなければ、NLPとは言えないのです。」



これは、とても重要なことを示唆しています。

あなたもやがて気づくと思いますが、
NLPを学ぶと、必然的に学んだ人の経験や専門知識と融合していきます。そして、また、NLPの実践をしていくと、上級者(マスターレベル)になればなるほど、自ら実習やスキルを開発していくことになります。

その時に、何を頼りにするかと言えば、この【基本前提】なのです。


多くの教育機関が、NLPを学ぶ前に
この【基本前提】をご紹介しているのは、そのためなのです。
そして、とても大切なことなので
NLPフィールドでは、10日間の中でも、ことあるたびに
この【基本前提】に立ち戻っています。


今回は、ロバートディルツ氏の「天才たちのNLP戦略」(ロバートディルツ著 Voice社)に掲載されている【基本前提】を中心にご紹介したいと思います。




■「地図」は「土地」ではない。
  The map is NOT the territory.

当たり前のことを「何を言う〜」という感じでしょうか?


しかし、NLPを学ぶものは、
これを心しておくと非常にたくさんのものが得られます。


これを文字通り理解しておくならば、

●同じ土地の「地図」を創ることにおいても、目的によって「地図」の創り方は異なります。例えば、ハワイの地図を例に取ると、同じ土地でも観光者のツアーマップと、地元の人が住む地図、ハワイの地質研究者の地図は、全く異なるわけです。つまり、「地図」を作成するためには、その人の視点、大切にしたいこと、目的が入ってきます。


●また、「地図」を事細かに、「土地」と全く同じように書こうとしても難しいことです。また、「地図」は、できるだけ、その人に場所をわかるようにしたり、目的地にわかりやすく到達するためのものでしょう。
そのため、詳しすぎると、それが逆にその妨げになってしまうことがあります。
ですから、物事を簡略化するのが「地図」の特徴でもあります。


●「土地」には、建物が建ったり、つぶれたり、店ができたり、無くなったりします。
しかし、「地図」を創る人にとっては、そんなにたくさんの変化を記載することはできないので、ある時点のものを作成します。
その後に、土地の変化があっても、地図を作成した人が気づかなければ、それは、そのままになってしまいます。



つまり、
「作成者の視点・意図」
「簡略化」
「気づかなければそのまま」
ということをまず理解してもらえるといいでしょう。



では、次回は、この地図の特徴が、
自分自身の成長やコミュニケーションに、
どのようなメリットやデメリットをもたらしてくるのか
それをお伝えしたいと思います。


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テーマ: 〜自信をつける構造〜は、【キャンセル待ち】になりました。
ありがとうございます。


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