2008年11月11日

「抵抗」は、相手の地図とラポールが取れていないというだけである。

こんにちは!NLP Fieldの酒井です。
今日もこちらにお越し頂いてありがとうございます。


今週もまた、NLPの基本前提について
学びを深めていきましょう!


今日は、「地図は、土地ではない」から派生した
二つ目の前提です。


「地図は、土地ではない」のところでお話したように
人々は、それぞれ各自が、各自の世界の地図を持っています。


私の大好きなDVDの1つにパッチアダムスというのがあります。

そのDVDの中で、
パッチアダムスが精神病院の経験から
自分自身が生きていく
本来の道を発見するシーンがあります。


プラクティショナーコースでもご紹介するのですが、
そのシーンというのが、
精神病の患者さんが、現実にはいないリスをみて
おトイレに行けない、というものです。

誰の目に見てもそこにはリスがいません。

しかし、彼の頭の中にリスがいれば、
現実の世界にいるものと捉えてしまうのです。


多くの場合、

良く見ろよ、
リスなんかいないじゃないか。


というのですが、
こういう対応をすると、
相手は「抵抗」を起こします。


その人の世界にとっては、
リスがいることが「真実」なのです。


■パッチアダムスはどうしたか?

相手に見えるリスの世界に入っていきます。

リスがいるぞ、気をつけろ!

そして、
彼が困っているリスを撃退しました。

そして、その間に、

今のうちに進め!!


と、トイレに行くように導いたのです。


つまり、相手の世界に同調して、
その世界にそった変化の仕方を起こしたのでした。



■これが、NLPが行ないたい変化の手法なのです。


これは、何も精神病の患者さんに限らず、
私たちの中にも起こっていることなのです。


例えば、あなたにとって
簡単な仕事を難しいという方がいます。


また、異性を例にとって見れば
自分はどうも好きになれない人を
別の人は、自分のタイプだ、お付き合いしたい、と
深く心から思う人もいるのです。


その時に、自分とは違うからといって、
自分の見方、考え方、感じ方(いわゆる自分の地図)を
押し付けると、相手の真実にそぐわないので、
相手は、あなたの話を聴こうとは思いません。

そこに、つながりがなくなってしまうのです。


■つまり、相手が抵抗しているということは、
 もっと、私の地図を理解して欲しい、という合図なのです。


あなたが、相手との話がかみ合わないとき、
相手があなたの言うとおりにしてくれないとき、

私たちは、

なんてわからずやなんだ、


と思いがちですが、

相手をサポートしたい、
相手が困っているときに変化を作るきっかけをつくりたい、

そんな気持ちがある場合には、
こちらからの話を一旦止めて、

相手の地図を理解するために、傾聴をする合図なんだと

捉え直すことが大切なのです。


■この相手の地図とつながる行為を通して
 信頼感や一体感を作り出すことを「ラポール」と言います。

 
ラポールは、フランス語で

「橋をかける」

という意味があるそうです。


つまり、ココロとココロに橋をかける

相手と自分の地図を共有する

相手の地図の中に、自分を置く


こうしたことが成立している状態を
ラポールがある状態といいます。


また、このラポールについては
詳しくお伝えする予定ですので、
今は、概念的にこんな感じで捉えておいて下さい。


■大切なことをもう一度繰り返すと、、、

 相手が、あなたの言うことやアドバイスを聴かないとき
 もしくは、相手と話がかみ合っていないとき
 
 それは、相手が
 
 もっと私の地図を理解して欲しい


 という合図なんだ、

 ということです。


 この合図を感じたら、
 今やっていることをとりあえず止めて、
 相手の話を傾聴する姿勢をとっていくことです。


 あなたが、相手の中にある地図に招かれたとき
 相手は、自然とあなたの話についてきてくれるはずです。


NLPでは、この柔軟性を理解し、実践できるレベルにしていきます。


あなたも、きっと頭ではこのことを理解できると思います。

しかし、日常の中では、
きっと、「何でこいつは、俺の話がわからないんだ」
そう思うことが多いと思います。


その時に、このことをぜひ思い出してみてください。

そして、いつでも柔軟に使えるように
NLPにトレーニングしにきて下さい。


次回は
「選択肢のある地図の方が、より役に立つ。」

について、お話しましょう!


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■NLP1dayレッスン 11月24日(祝) 10時〜19時半
http://www.pk-p.com/seminar/nlp/cam/

テーマ: 〜自信をつける構造〜 です。
NLPの全体像が、手に取るように分かりやすく理解できます。

※残席 僅かです。

 (講師インタビューはこちらから) 
   http://www.seminars.jp/itv_sakai.php
   ※こちらのWSの案内は古くなっているので、
    ご参加を希望される方は、下のNLPフィールドのHPから
    ご参加下さい。

■2009年2月開催
 スティーブンギリガン博士の「ヒーローズジャーニー」4日間
 http://nlpfield.jp/seminar-gilligan.html

 あのミルトンエリクソンの四大弟子のひとり
 スティーブンギリガン博士が来日。
 これまで欧米中心にしか受講できなかったワークショップが
 東京で初開催!!

■NLPフィールド
 〜協働する社会を目指すリーダーたちへ〜
 http://nlpfield.jp/
 プラクティショナーコース 10月スタートは満席になりました。 次回は、2009年5月です。