2008年12月01日

人々は、彼らの地図の中で、可能な限り最善の選択をしている。

こんにちは!NLP Fieldの酒井です。
今日もこちらにお越し頂いてありがとうございます。


今週もまた、NLPの基本前提について
学びを深めていきましょう!


今日は、「地図は、土地ではない」から派生した
四つ目の前提です。



■あなたは、人生を振返って後悔していることはありますか?

あの人に自分の気持ちを伝えておけばよかった。
あの時に、会社を変えておけばよかった。
あんなことしなければ良かった。

やったこと、やらなかったこと
たくさん後悔することを持っているかもしれませんね。


私の場合は、自分の行きたい大学に行けなかったこと。

何時までも自分が行った大学のレベルで自分を判断してしまって
自分ってこんなレベルなんだよな。。。
なんて、ずっと後悔していた時期がありました。

だから、自分より他の大学の人を見ると
なぜか萎縮してしまったりして。



当時、私は行きたい大学があって猛勉強していました。
現役で受かったのは滑り止めの大学。
浪人生活にも憧れて、一浪しました。

浪人のときの大学受験の時に、
私にとっては驚くことが。
試験日直前に、急性腹膜炎になって、入院する羽目に。

病院で手術を受けて
そこから大学受験をしていました。

さすがにこのときは、二浪も覚悟していましたが、
かろうじて、前回とは違う滑り止めの大学に合格しました。

しかし、その後のしばらくの人生は、敗北者のように
その結果を自分のランクにしていました。



■誰もがその時、最善の選択をしている。


このプロセスで、私はその大学に行きたくなければ
二浪を覚悟して勉強することもできました。

しかし、その大学に決めたのは、
こんな病気の状態になっても、支えてくれた両親がいたことや
当時、3人も子供がいる親にこれ以上負担をかけさせたくない
ということ。
また、浪人生活も自分が思っていたほど華やかなものでもなかったことも挙げられます。


あの瞬間の私の地図では、私が考えられる中でとりうる道を
いろいろと検討した結果、私はあの大学に行くことを決断しました。


■人は、何かを決断するときに、
 今の地図でわかっている中で、一番良い道を選びます。


時に、人から見ると
なんで「そんなこと決めたの?!」ということがあります。

でも、実は、その人の当時の地図では、
その決断が、いろんなことを考えてベストの選択だったのです。


私にとっては、両親のこと、これからの未来のこと
二浪することの人生のロスや周りの人からどうみられるか、、、
いろんな要素があって、決断したことです。


もちろん、冷静に考えるときもあれば、
何かの感情で興奮していて冷静でないときに、
狭い地図の中で、決断してしまうこともあるでしょう。


しかし、その瞬間には、その人にとって
得たいものを最大に得られる選択をしているのです。


それが、後になって、もっと他の選択肢がわかったり、
自分が成長したときの地図や理想としている地図を比べて
何であんな選択をしたんだろう、というのが「後悔」のしくみです。


■「後悔している」時、まずは、あの体験の中にもう一度入って
 自分は、その当時でベストな選択をしていたんだ、
 そう認識してみてください。
 それが受け入れられると、不思議とあなたの深いところで力が湧いてきます。


■私たちには、最善の選択をする力があるのです。

 そう受け入れることで、このことが認識できるのです。

 そして気づくのです。
 その時に足りなかったのは、単に選択肢の幅だけなのです。
 少ない選択肢の中から、私たちはベストな選択をし続けているのです。


 そうすると、私たちに疑問が起こってきます。
 豊かな結果を迎えるためには、どうすればいいのか?

 
 そこで出てくる答えは、こうなります。
 
 選択肢の幅を増やすために何ができるか、ということです。


 選択肢の幅を増やすためには、
 地図の領域を広げたり、深めたりしていくことです。


 そこにNLPの技術が役に立つわけです。

 NLPは、地図を変化させ、選択肢を増やす技術だからです。


■もう一度、あの時ベストな選択をしたことを認めて、
 今の自分だったら、どんな選択が取れたのかを確認してみます。
 
 私たちは、地図を参照して生きています。
 成長した今、もう一度、確認するんです。

 今の自分だったら、同じ状況でこちらの選択ができる。
 今は、そんな「自分」がいるんだ。
 その「自分」として、ここにいるんだ。 

 そのことを受け取っていって欲しいのです。


 あなたの人生で、こうしたことができるようになると
 あなたの中に、どんな風に自分を信じ始めることが
 できるんでしょうか?

 ぜひ、トレーニングの場で体感してみてください。


 次回は、私の大好きな前提。
 「人々は、物事の達成に必要なリソースは全て持っている。」


これについて、お話したいと思います。


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■NLPフィールド
 〜協働する社会を目指すリーダーたちへ〜
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