
NLP Fieldの酒井です。
今日もこちらにお越し頂いてありがとうございます。
2009年になりましたね。
今年も、あなたにとってどんな豊かな一年になるのでしょうか?
楽しみですね♪
さて、今週もまた、NLPの基本前提について
学びを深めていきましょう!
今日は、「地図は、土地ではない」から派生した
五つ目の前提です。
■あなたは、この前提を見たとき、どんな風に感じましたか?
ある方が、この前提を聞いたときに
こんな質問をしたんですね。
「それじゃ、人間は空を飛べるんですか?」
もちろん、私たち単体では飛べません。
しかし、飛行機に乗れば、空を飛ぶことができます。
もっと昔のことに想いをはせると。。。
飛行機を発明した人が、
心から空を飛びたい、そんな気持ちを託して方法を探究していったとき、
人は、空を飛べるようになりました。
私たちも、このお話のように
自らの可能性というものを内側に持っていて
それを外に表現する力を持っているということなんですよね。
ただし、大切なことは
人から与えられた達成ごとよりも
本人が心から手に入れたいという達成ごとのほうが
この前提は、効果があるようです。
■リソースとは、何でしょうか?
先ほどのお話で言えば、「空を飛ぶ」ためのリソースとは?
飛行機です。
また、飛行機が空を飛んでいたとしても、乗ろうという気持ちがなければ、
リソースを活用できませんね。
大きい意味では、こうした「乗りたい」「飛びたい」という気持ちもリソースになります。
現代では、飛行機に乗るために、空港に行って、検査を受けて、というようなことも知っておくと便利ですし、海外に行くことになれば、パスポートを取らなければならない、という知識も必要です。
こうしたやり方や知識というものも「リソース」になります。
このように、リソースは
飛行機のように、自分の「外側」にあるものもあれば、
自分の気持ちや知識のように、自分の「内側」にあるものも指します。
リソースとは、直訳すると、資源・材料・財産などの意味があります。
これを、もっと砕けた言い方をすると、
「役に立つもの」とか「支えるもの」というような意味合いになります。
つまり、あなたの内側と外側すべてにリソースというものが
存在しているのです。
そういう意味では、リソースというのは、
かなりたくさん存在していますが、
私たちは、それらを見ようとしていないのです。
もしくは、見えていないだけなのです。
NLPでは、あなたが本当に達成したいことがあるのであれば
リソースというものは、どこかに必ず存在するし、
もし直接、手に入れることができなくても、
手に入れるための方法というものをリソースとして持っているんですよ。
それを発見していけば、あなたが達成したいことに近づいていきますね。ということなのです。
コーチングでいう「答えは、あなたの中にある」というのとかなり近いかもしれません。
■例えば…
ミルトンエリクソンの逸話に有名なものがあります。
セントポーリアの女王というお話です。
ある男性がミルトンエリクソンのところにいって
このように言いました。
「叔母は52歳で、未婚です。楽に暮れせるほど裕福です。唯一の楽しみは、
監督教会へ行くことです。そこに友達はおらず彼女は決して誰とも話をしません。
抑うつ状態なのです。・・・ 叔母はこの九か月間、意気消沈しています。
叔母のために何かしてもらえないでしょうか。」
エリクソンは、たまたま近くに寄ることがあったので
彼女の自宅まで訪問しました。
そこの自宅に寄ってみると大変見事なセントポーリアが咲いていたのです。
彼女は、園芸を嗜むのでした。
彼女は、こういいます。
「私は、不幸です。お金もあるし、立派な家もあるけれど
ココロの中は空っぽです。」
そこで、エリクソンは、二つのお願いをしました。
1つは、様々な色のセントポーリアを育ててください、ということ
もう1つが、監督教会に行って、名簿をもらってきて誕生日順に名簿を整理して下さい。
ということでした。
彼女がそれができたころに、エリクソンはさらにもう1つ
お願いをしました。
今度は、誕生日が来た方に、あなたが育てた花をカードを
添えて贈って下さい。ただし、あなたの名前は伏せておいて下さい。
やがて、教会の仲間内で、誕生日なると贈られる花が
とても人のココロをなごませると評判になりました。
やがて、一人の女性が、叔母さんの家の近くを通り
彼女がセントポーリアを育てている姿を見つけました。
それからというもの、
たくさんの人が、彼女の家に訪れては、話をしていくことに
なりました。
彼女は、もはや一人ぼっちでもなく、
町の中で、誰しもに感謝される存在になったのでした。
そして、彼女が70代で亡くなった時
教会では、「セントポーリアの女王」として、
これまでにない盛大なお葬式が行なわれたということでした。
■彼女の地図には、セントポーリアや教会というものが
彼女の手に入れたいものとはつながっていませんでした。
彼女の既にやっていることを利用して、
ミルトンエリクソンは、彼女の目的につなげていったのです。
つまり、難しく言えば「組織化」したのであり、
それらを彼女の手に入れたいものにつながるようにリソースに
変えていったのです。(魔法のようですね♪)
NLPは、こうしたミルトンエリクソンの姿勢や考え方という
ものを継承しています。
私たちは、何か目標を達成しようとするとき
現状とのGAPに目がいってしまい、
「○○がない・・□□が足りない・・・△△とは関係ない・・・」というような目で
その隙間を見てしまいます。
しかし、今あなたの周りにあるものについて、
「あなたが達成したいことについて役に立つことはないのか?」
「これをどう使えば、このGAPが埋まるのか?」という視点で
物事を見て、考えて、感じてみてください。
そこに存在することもあるし、あなた自身が働きかけ
作り出していけることがあるかもしれません。
こうした前提をもって、いくつかのリソースを発見したとき
あなたは、この世界が、もしくは自分自身が、
以前よりは豊かな存在だったと気がつくかもしれません。
それは、相手をサポートするときの支援者の心構えにも
通ずるところです。
相手の中に、きっとリソースがあるという前提で話を聞けば
何かが相手の内側から聞こえてくるはずです。
■NLPのトレーニングでは、
自分に対して、そして相手に対して関わるときに
このリソースをどんな風に発見していくのか、活用していくのかを
様々なスキルを通じて経験していきます。
先ほどの問いかけレベルではなく、あなたのココロと身体を通じて、
深いところからこれはリソースなんだ、と思える変化を作り出します。
NLPが伝えたいことの一つは、こうしたあなたがリソースを
引き出していくパターンを習得することです。
パターンとは、
よく例えられるように魚を与えるのではなく、
魚の釣り方を教えるのと同じで、
仕組みや「学び方の学び方」や「答えではなく、その出し方」のようなものです。
それを覚えておけば、1つの環境だけでなく
複数の環境の中で活用することが可能となるのです。
それでは、次回は、
前提に挙がっていた最後の
「変化は、地図が豊かになった結果である。
だから、彼らが、これまで以上に選択肢があり、これまで以上にリソースを
使えるのである。」
ということについて、お話したいと思います。
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もっとこれからも見続けたいブログの一つなので
これからも更新頑張って下さいねζ~(∂_∂)~ζ
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私もブログにサイトに更新頑張らなきゃな
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みんな良かったらいつでも絡んでね♪
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ブログ更新頑張って下さいね☆彡
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